巨人は熱烈調査、楽天林英傑ルート駆使

台湾球界屈指の150キロ右腕の誠泰・林恩宇投手(25)に対し、巨人と楽天が獲得に向けて調査していることが5日、分かった。

林は台湾リーグの誠泰のエースとして活躍中。150キロを超える直球とキレのある変化球で、昨季は31試合で12勝8敗、防御率1.72。日本シリーズにあたる台湾シリーズ進出に貢献。今春開催されたWBC台湾代表として、アジアラウンドにも登板している。今季も12試合に登板し、チームトップの6勝3敗1Sで防御率1.87(5日現在)と活躍中だ。

また、今季楽天に移籍し、同じくWBC台湾代表の左腕・林英傑は誠泰でのチームメート。左右の2本柱で熱投を展開、『双林(2人の林)』と人気を集めていた。

台湾球界関係者によれば、「昨季から巨人が熱心に調査している。林を高く評価している」と証言。投手陣の再整備を目指す巨人が、今オフに獲得に乗り出す可能性が出てきた。その一方で投手陣強化が急務の楽天も熱視線を送っている。林英傑を獲得したルートを駆使するという。激しい争奪戦は必至の情勢だ。

気になるのはコンディション面。ここ数年、米メジャーに好投手が流出している台湾球界は投手不足。昨季は過密日程で投手の負担が大きかった。その影響もあって楽天・林英傑は左ひじ痛で現在は戦線を離脱中。「林恩宇も昨年はかなり投げていた。ただ、蓄積された疲労はあるかもしれないが体が強い」と同関係者。今オフは台湾球界の動向にも要注目だ。

【2006/6/6 ZAKZAK】
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