台湾出身の林威助外野手(27)の台頭を受け、将来的に阪神戦が台湾でテレビ中継される可能性があることが7日、分かった。球団関係者によれば、台湾の放送局がこのほど阪神サイドに打診。採算面の問題などから今季中は見送られることになったが「林がレギュラーとして活躍するようになれば、プランはいっそう具体化するはず」(球団首脳)という。

林は今年3月のWBCアジア予選で台湾代表としてプレー。プロ4年目の今季は3本塁打を放って、右翼の定位置を狙えるまでに成長している。球団首脳は「林の活躍によって『タイガース』が台湾でも認知されれば、新たな事業の展開もできる」と期待を広げた。

【2006/7/8 スポーツ報知】
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