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 広島からフリーエージェント(FA)宣言した新井貴浩内野手(30)が21日、福岡市内のホテルで阪神と2度目の入団交渉をおこない、阪神移籍で合意した。正式な入団発表は12月の北京五輪アジア予選から新井が帰国する12月4日以降に行う。

 新井は会見で「よろしくお願いしますと伝えさせてもらった」と話し、阪神の南信男球団社長は「年齢的にも円熟期に入る。クリーンアップとして活躍してほしい」と期待を寄せた。

 阪神は15日に宮崎で行った最初の交渉で、4年総額10億円(推定)を提示していた。

 新井は広島工高から駒大を経て広島入り(1999年、ドラフト6位)。今季は4番打者として、2年連続100打点をマークした。今月、FA宣言の際には「カープが大好きなんで、つらかった」と涙を流し、注目された。



◆新井貴浩内野手
「阪神からはすごい熱意が伝わってきた。精いっぱい頑張りますと伝えた。勝負強いバッティングができればと思う。甲子園で戦うことは想像しただけで楽しみです」


◆阪神・岡田彰布監督の話
「打つ方の補強は今年の成績を見ても一番。うちを希望してくれてありがたい。広島で4番を打っていたので、最低限クリーンアップになる。勝負強さに期待したい」


◆阪神・南信男球団社長
「悩んだ末に大きな決断をしてくれた。彼の加入は大きな戦力になる。年齢も円熟期。クリーンアップとして活躍してくれる。来年こそ優勝を目指したい」


★新井一問一答

 --阪神移籍の実感は

 「まだ実感はわいてこない。これから徐々にそうなってくるかなと思う」

 --決断の決め手は

 「阪神さんの熱意が伝わったということですね」

 --家族の反応は

 「『自分が選んだ道についていくので』と言ってもらいました」

 --甲子園でプレーする姿は思い描いているか

 「想像しただけで楽しみです」

 --どういった部分を期待されていると思うか

 「やっぱりバッティングだと思う。勝負強いバッティングをできればと思う」

 --金本選手と再びチームメートになる

 「また同じユニホームを着て戦えるとは夢にも思ってなかった。自分も1からのスタート。春季キャンプから頑張りたい」

【2007/11/21 サンスポ.COM】
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