オリックスの清原和博内野手が29日、神戸市内の室内練習場で米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手と合同練習した。昨年の沖縄・宮古島キャンプをイチロー外野手が訪れた際、ともに今度一緒に練習すると約束していたのがきっかけだった。

 8月で40歳、プロ22年目を迎える清原の表情が、大リーグを代表する打者を前に輝いた。キャッチボールではイチローが投げ込む鋭い球を「すごい球。手痛いんですけど」と楽しみながら返球。フリー打撃でもイチローの様子をじっくりと見詰めた。

 そのフリー打撃、この日が今年の初打ちという清原は、初球をいきなり空振りした。隣のイチローに大笑いされたが、徐々にエンジンがかかり、途中からは豪快な打球を飛ばした。最後は約20分、並んで屋外をランニング。途中に急な坂道があり、清原は「40歳のおっさんには拷問」と言いながらも満面の笑みだった。

 練習を終え「絶対に僕の練習にはついてこられないと思ったんだけど、むきになってついてくるところに、今年に懸ける意気込みを感じた」とイチロー。清原も「忘れられない1日。うれしいの一言」と言い、互いに大きな刺激を受けたようだった。

【2007/1/29 スポーツ報知】
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