ヤンキースからウエーバーにかけられていた井川慶投手=写真=のパドレスとの移籍交渉が14日、破談になった。米スポーツ専門局ESPNが「ヤンキースが14日午後2時(日本時間15日午前3時)の交渉期限を待たずに、井川のウエーバーを取り下げた」と伝えた。パドレスの交換要員で合意に至らず、井川はヤンキースに残留することになった。

 今月10日に発覚した井川のウエーバー。ヤンキースとパドレスの間でのトレード交渉は、プレーオフ進出に向けて左腕ウエルズを解雇し、先発左腕の補強が急務だったパドレス側が熱心だった。

 しかし、水面下の交渉で、ヤンキースの補強ポイントである中継ぎ投手に関して、パドレス側の交換要員で折り合わなかったもよう。

 ヤンキース側も、約30億円のポスティング資金を投じた井川を1年目で放出することは、キャッシュマンGMら球団幹部の責任問題に発展しかねず、土壇場で慎重になったようだ。

 井川のトレード交渉について、ヤンキース側は10日に報じられた後、「憶測に過ぎない」として存在自体を認めていない。

 チーム関係者は「成功できる投手とみている。適応する必要はあるが、チームはまだ彼を信じている」と語っている。

【2007/8/15 ZAKZAK】
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