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◆ 手応え54球、12日には紅白戦登板 ◆

 ドラ1右腕の実力はやはり本物だった。阪神・蕭一傑投手(23=奈良産大)が7日、プロ入り初のフリー打撃に登板。最終の7番手で登場すると、首脳陣に強烈なインパクトを与えた。

 「後ろに(人が)いっぱい立っていて意識はしましたけど、緊張はしませんでした」

 打撃ケージ裏で見守る首脳陣がじわりと一歩前へ出た。注目の初球。右腕を力強く振り抜くと、直球は高めに浮いてボール。不安げな表情を見せた首脳陣だったが、ここからが圧巻だった。伸びのあるストレートとカーブ、スライダーを織り交ぜ、打者を翻弄(ほんろう)。最初に打席に立った小宮山には28球を投じ、ヒット性の当たりは2本。続く橋本良には26球を投げ、ヒット性の当たりはわずか1本。“満点デビュー”を飾り、本人も「下半身を意識できた。もっと押し出すように投げられれば完ぺきだった」と満足げな表情を浮かべた。

 ケージ裏で食い入るように見守った中西投手コーチは「全体的にまとまっている。どの変化球でもストライクをとれる能力を持っている。実戦向きのタイプだね」と絶賛。平田2軍監督も「フィールディングもうまい。安藤みたいになってほしい」と大きな期待を寄せた。

 WBCへ向け、16日にも台湾代表候補として合宿地・オーストラリアに出発するが「こっち(阪神)が本業なので。目の前のことをこなすだけです」。12日には紅白戦で2イニングを任される予定。「これからですね」。片りんを見せつけたドラ1は着実に評価を上げている。

【2009/2/8 スポニチ大阪】


【NPB】蕭 実戦向き!お披露目式に熱視線
 阪神のドラフト1位・蕭一傑投手(23)=奈良産業大=が7日、初めてフリー打撃に登板した。小宮山、橋本良を相手に変化球を交えて56球。安打性の打球は3本だった。WBC台湾代表候補にも選ばれている右腕は、視察した坂井オーナーの前で“貫禄”を見せつけた。

  ◇  ◇

 期待と不安を胸に、蕭は小走りでマウンドに上がった。ネット越しには、捕手の真後ろに陣取った坂井オーナーが見える。チームの未来を占う、ドラ1右腕の“お披露目式”。球場全体の視線が、蕭の投球に注がれた。

 打席には小宮山。セットポジションから足を大きく上げて繰り出す投球は内、外、内と捕手の要求通りにコントロールされていく。合同自主トレから首脳陣の評価を集めていたカーブも低めに制球され、ズバ抜けた球威こそなかったが、投手として能力の高さを見せた。

 続く橋本良も、バットのしんを外すミリ単位の制球に翻弄(ほんろう)され、合計56球で安打性の打球はわずか3本。「下半身は意識できた。手応えは感じている」と振り返る右腕に、坂井オーナーも「ピッチャーらしいピッチャーですね。体にパワーがある」と、大きな期待を抱いた。

 打者を立たせたことで見えた新たな一面。中西2軍投手コーチが「早い段階で実戦に入ってくれそう。すべての球種でアウトが取れる。実戦向きだね」と評価すれば、平田2軍監督も「フィールディングもいいし、安藤みたいな投手になってほしい」と、エースの名を挙げて飛躍を期待した。

 12日の紅白戦で、いよいよ実戦デビューする。「もっとボールを押し出せるようになれば、完ぺきに近づける」と蕭。未来を背負う男の“お披露目式”は、周囲に大きな期待を残して幕を閉じた。

【2009/2/8 デイリースポーツ】


【NPB】阪神・蕭、満点御前ピッチ「手応え感じた」
 若手にカツを入れた阪神・坂井オーナーが7日、孝行息子の出現に目尻を下げた。「体にパワーがあるのを感じた」。その視線の先にいたのが蕭だった。

 「下半身を意識して投げられた。もっと低めへ、(腕でボールを)押し出すように投げられるようにしたいですけど、手応えは感じました」

 充実の20分間を過ごした。初のフリー打撃登板で小宮山と橋本良を相手に37スイングでヒット性の当たりは3本だけ。見逃しのストライクを3度、空振りは2度奪った。直球にカーブ、スライダー。投じたすべての球種で十分な力を見せた。

 中西二軍投手コーチが「すべての球種でストライクがとれる。スピード以上に球に力がある」と評価すれば、平田二軍監督は「変化球とのコンビネーションがいい。安藤みたいになってほしい」とゾッコン。

 次は12日の紅白戦。「目の前のことをしっかりやるだけ。打者との感覚をつかみたい」と黄金新人は次のステップを心待ちにしていた。

【2009/2/8 サンスポ.COM】


【NPB】老闆到場看球 一傑沒漏氣

〔記者吳清正/綜合報導〕阪神隊球團老闆?井信也7日視察二軍春訓,觀察重點是第一指名新人蕭一傑,蕭一傑沒有在老闆面前漏氣,首次的投打實戰練習表現出色,獲得教練團高度評價。


蕭一傑投了直球、曲球和滑球,面對37打席只被擊出3支安打,投出5次三振,蕭一傑表示,他告訴自己用下半身力量投球,盡量把球路壓低,投球的感覺很不錯。


阪神隊二軍投手教練中西清起表示,蕭一傑每一種球路都能投進好球帶,控球能力優異,二軍監督平田勝男指出,蕭一傑球速很出色,搭配變化球就更有威力,期待蕭一傑像主力先發投手安藤優也一樣持續進步。安藤最近3年分別贏得10、11和13勝,去年是阪神隊最多勝投手。


蕭一傑預定在12日的二軍紅白戰登板,隨後將飛往澳洲和正在移地訓練的台灣隊會合。


【2009/2/9 自由時報】
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