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 【早大3―1中国文化大】台湾遠征中の早大野球部は15日、台湾・台北市で中国文化大とオープン戦を行った。今季初の対外試合先発となった斎藤佑樹投手(1年)は5回4安打無失点と好投。奪った三振1も、無四球と安定感ある内容で4月12日、今春リーグ戦での3季連続開幕投手は確実となった。

 「早稲田の2008年の初戦で緊張したが、夏の世界大学選手権に向けていい自信になった」。新背番号1も披露した右腕は満足そうな表情だ。

 同大学は昨秋の台湾大学リーグで2位の強豪。1番を打つ郭厳文(コウ・イエンブン)は前日まで台湾代表として北京五輪世界最終予選に出場。米大リーグ・レッズとマイナー契約を結び、今月下旬にも渡米予定の“メジャーの卵”だが第1打席は外角140キロ直球で左飛、第2打席は真ん中低めのツーシームで中飛に打ち取り「スピードと変化球が伸びる。レベルが高い」と脱帽させた。

 堂々の57球に敵地にもかかわらず1000人の観衆から拍手喝采。「アメリカの打者と似ていて、低めの変化球を当ててくるなと思った。それなりにアウトが取れて良かった」と胸を張った斎藤に、応武監督は「やっぱり初め(初戦)に強いね」としてリーグ戦開幕試合となる東大戦での先発起用を示唆した。

 試合後は台北日本人学校で野球教室を開催し、子供たちとのふれあいを楽しんだ。16日の台北体育学院戦では抑えとして登板予定。異国の地で得た自信が、斎藤をさらに成長させる。

【2008/3/16 スポニチ大阪】
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