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 昨年、日本ハムでMVP,FA巨人に移籍してもMVPの小笠原道大選手が契約更改、4年契約の1年目だけに、「一瞬で終わった」と満面の笑みを見せていたが、来季へ向け、相変わらずジャイアンツはなりふり構わずの補強に余念がないですね。

 ルール上は、全く問題がないけど、本当に、いかがなものかなあって思ってしまう”アサリ状態”ではないでしょうか。

 今季、セの最多勝投手のグライシンガーと2年契約したと発表した。16勝8敗、防御率は2・68。

 原監督登場。「すべて揃っている。心配なのはケガだけ…」。

 ちょっと前は、横浜を自由契約になった”161キロ右腕”のクルーンも獲得した。3年間で84セーブを上げている。

 原監督登場、「上原のストッパーは今年の限定だから…」。

 そればかりではない。これまたヤクルトを自由契約になっているラミレス外野手も獲得の意向である。今季、・343で青木についで2位、29本塁打、122打点のスーパー選手である。

 原監督登場、「僕が多くを言わないほうがいいでしょう。取材を楽しみにしてます」とメディアに話した。もりろん、獲る気です。

 メジャー行きを宣言した福留孝介に関しても、4年20億を提示して最終的に逃げられた。
 原監督登場、「彼を何とか日本球界に残って欲しい、とおもって手を挙げたんですが、ちょっと手が届かなかった…」

 そうですか、相変わらず凄い補強ですが、このプラン、もうシーズン中からずっと”ウワサ”になっていた。当該球団は外国人との契約延長に躍起になっていたが、「ウワサだよ、あくまでも…」と前置きしながら、「選手ががんとして首を立てに振らないんだ。どこかアテあるに違いない、もしかして、また…」。かなりの高額なオファーを出しても、ノンの態度だったという。夏前から、そうなんです、”G入りミッション”が、だからささやかれてもいました。何せ、潤沢な資金は球界ナンバーワンなんですから…。

 ま、自由契約前に接しなければ、事前交渉というタンパリングには抵触しない。ルール上は、全く問題はないが、どうも”球界の水は、Gへ、Gへと流れるのかなあ”…。

 原監督はとても善人です。

 「最近のジャイアンツの選手はおかしいですよ。技術はあるんだけれど、体が強くない。どうしたんだろう。ケガ人ばかり。キャンプでも、全うできるのは、よそから入ってきた選手ばかり。うちは、どうして弱い選手ばかりなんなのかなぁ」

 キャンプで吐露していました。

 巨人軍の育成は、なぜままならないのか…。考えれば、①スカウティングの甘さ②組織的な指導力のなさ③個々のコーチング力の甘さ…これ、皆、いまのジャイアンツの体質そのものですが、ここ数年コーチ陣等の多少の入れ替えはありますが、基本的には変っていないんですね。本来なら、球団フロントを含めて、何故こうなったのか、検証する必要はあるんでしょうが、やはり”自らの裁き”は血が出るから、やらない? もっとも効率的で、手っ取り早い戦略は、”よその成功した選手”を獲る方法なんですね。

 嗚呼…。どう思いますか、原監督?

清水 満の エン・スポのツボhttp://shimizum.iza.ne.jp/blog/entry/419405/
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