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 阪神が3日、キャンプ地・宜野座で、WBC台湾代表候補の鄭凱文(ジェン・カイ・ウン)投手(20)=文化大2年、176センチ、77キロ、右投右打=の入団テストを行った。

 金髪がハリネズミのようにツンツンとがっているだけでなく、日本でプレーしたい理由を「これは挑戦だ」と話す態度も、面構えも、なかなかに攻撃的な20歳だった。

 午後に真弓監督、コーチ陣、球団首脳陣が見守る中、ブルペンで40球を投げた。重そうな直球に、スライダー、チェンジアップ、フォーク、シュートと多彩な変化球も披露。途中、クイックで投げるように指示があった際の投球は微妙だったが、テストを終えると「自分はとても自信がある。出来は100%だ。クイック?特にいつもどおりだ」と自信満々だった。

 日本の他球団のテスト受験に関しては「今のところ予定は決まっていない」とし、阪神合格の場合は「もちろんプレーしたい」と話した。

 真弓監督は「(即戦力でなく)将来的にいいかな」との評価で、一応の合格点は得たようだ。球団も将来的な戦力としての獲得を前向きに検討しており、近日中に、最終の合否判定を下す。

【2009/2/4 デイリースポーツ】
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