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【ニューヨーク9日】ロサンゼルス・ドジャースの台湾人左腕、郭泓志投手(25)は、前日のニューヨーク・メッツ戦でメジャー初先発。6回を3安打、3四球、7奪三振、無失点の好投で、うれしいメジャー初白星を挙げた。

 新人右腕チャド・ビリングスリー投手の故障に伴い、急きょ先発のチャンスを得た郭泓志。最速96マイル(約154キロ)の速球を武器に、4回までヒットを許さない素晴らしい投球を披露した。女房役を務めたラッセル・マーティン捕手は「クセのある速球で空振りさせることができる。打者がその球に慣れるまでは2、3回の対戦が必要だろう」と、スターターとしての合格点を与えた。

 郭泓志は2000年、マイナーでのプロデビュー戦で右ひじを故障し、2度の手術を経験。昨年9月にようやくメジャーデビューを果たし、今季はリリーフとして23試合に登板していた。「けがのことがあるので、長いイニングを投げさせるのは少し怖かった」と明かしたグレイディ・リトル監督も、「もう一度(先発の)チャンスを得る資格はある。少なくともあと1回か2回、ひょっとしたら10年はいけるかもしれない」と台湾人左腕の実力を認めた。

 ビリングスリーの復帰は来週末になる見通しのため、14日のシカゴ・カブス戦も郭泓志を先発させると、リトル監督は明言している。またマーク・ヘンドリクソン投手が中継ぎに降格となったため、ビリングスリーの復帰後も郭泓志が先発ローテーションに残る可能性はある。

【2006/9/9 MLB.com】
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