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 女子テニスの杉山愛(34)が9日、今季限りで現役を引退する意向を固めたことが明らかになった。開催中の全米オープンテニスではシングルスで1回戦負け、ダブルスでは3回戦で敗退した。世界トップレベルでのプレーに挑む杉山にとって、最近のランキングも低迷し体力的に厳しくなった現実を受け止め、引退を選択したものと見られる。近いうちに会見を開く予定という。

 マネジメント会社によると、杉山は世界ランキング20~30位の位置で試合をしたい考えを持っているという。ところが、8月31日に発表された世界ランキングは71位と前回発表より3つ下げるなど、最近は低迷していた。このため「ここ最近の試合の状態では、そろそろ体力が限界と感じていたのでは」と同社では心境をおもんぱかった。

 1992年にツアーデビューした杉山は、世界トップレベルのフットワークとバックハンド・ストロークを武器に四大大会の全仏(2003年)、全英(2003年)、全米(2000年)のダブルスで優勝したほか、シングルスでは全豪、全英でともに8強入りしている。

 世界ランキングも単で8位、複で1位に位置した経緯がある。今回の全米テニスでは四大大会62回連続出場を果たしたばかり。


【2009/9/9 産経新聞】
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