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 米大リーグ、レッドソックスのペドロイア内野手は3日、来季から6年の延長契約を結び「ここに長くいられることが幸せだ」と、同じユニホームを着てプレーを続けられることを無邪気に喜んだ。

 昨年は新人王を獲得、今年はMVPに輝いた25歳は、順調ならあと4年ほどでフリーエージェント(FA)資格を得るはずだった。大リーグは年俸高騰が著しいだけに、そこまで待って破格の待遇を勝ち取る選択もあった。

 だが、本人は「もちろん、FAを考えればもっとお金を稼げるのでは、とも考えた。でも自分自身、そして家族みんなが気に入っている球団。毎年優勝の可能性があるレッドソックス以外でプレーしたいとは思わない」。「チーム愛」を強調し、会見に同席したエプスタイン・ゼネラルマネジャーを喜ばせた。

 とはいえ、今季年俸は45万7000ドル(約4250万円)で、次の6年間でその90倍近い額を手にする。昨季序盤、打率1割台と低迷し「まだメジャーの力はない」と酷評された小柄な青年が、2年足らずで栄光の階段を駆け上がった。

使い切れません…レ軍ペドロイア、6年総額37億超

 米大リーグ、レッドソックスのダスティン・ペドロイア内野手が3日、来季からの6年契約を結んだ。7年目は球団に選択権があり、AP通信によると、6年総額で4050万ドル(約37億6000万円)。

 ペドロイアは25歳の二塁手で、大リーグ2年目の昨季は最優秀新人(新人王)、今季は最優秀選手(MVP)に選ばれた。身長175センチと大リーガーとしては小柄だが、走攻守に優れている。

 昨季は打率3割1分7厘、8本塁打、50打点、7盗塁でワールドシリーズ制覇に貢献。今季は打率3割2分6厘、17本塁打、83打点、20盗塁と各部門で数字を伸ばし、プレーオフ進出の原動力となった。また、118得点は今季リーグ最多、213安打はマリナーズのイチロー外野手と並ぶ今季大リーグ最多で、ゴールドグラブ賞にも選出された。

 ▼ペドロイア内野手の話 素直にうれしい。チームが勝つための力になりたかった。フリーエージェントになれば年俸が上がるとか、そういうことより、自分と家族が好きなチームに長くいられることを選んだ。 (共同)

【2008/12/4 スポニチ】
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